参議院議員の事例

犬の道は辿らない。県議とシェアして双方のメリットを享受。

– 2020年11月7日 –
参議院議員さんにスマート名簿の導入背景と導入効果についてお話をお伺いしました。

まずはスマート名簿のご利用ありがとうございます。そして参議院議員事務所は初導入になります。差し支えのない範囲で構いませんので、導入に至った背景をお聞かせください。
開発者 佐野泰弘
開発者 佐野泰弘
参議院議員
参議院議員
承知致しました。基本的に全県活動になりますので名簿ボリュームは大きいです。だからこそ効率的な工夫が必要でしたし、色々と現場要求に乗せたカスタマイズを柔軟に対応して頂きました事に感謝申し上げます。
個人的にも以前から参議院議員事務所の名簿管理にかなり興味がありました。当然名簿ボリュームも多いですし、団体名簿や企業名簿といった存在も小選挙区の衆議院議員さんや地方議員さんとは多少扱いが異なる点があるのではないかと。何より選挙になると県議さん達との連携が強く図られるのも特徴的だと。
開発者 佐野泰弘
開発者 佐野泰弘
参議院議員
参議院議員
その通りです。ある意味構造的なスキームの上に成り立っておりますので、理想となる名簿管理システムは常に頭に描いていました。しかし、物量的に直接コンタクトできる部分は限られてきます。その意味で名簿を二分(直接コンタクトする名簿と間接コンタクトする名簿)しての運用でした。Excelでいうと1ファイルに10シートの運用です。
なるほどですね。ただ運用をしていくと、間接名簿から直接名簿への転換も発生してくる。その都度、シート単位での修正を掛けていたのでは人的ミスも発生しやすい。量が多いだけに当然に人的ミスの頻度も多くなってしまう。結果的にどちらにも存在する名簿が多くなってしまう。
開発者 佐野泰弘
開発者 佐野泰弘
参議院議員
参議院議員
そうなんです。そういったヒューマンエラーが起き得ない仕組み作りと、クラウドの特性を活かした新しいアイデアを実現したくて、スマート名簿をベースにしたカスタマイズをご相談させて頂きました。
県議団と名簿の一部をクラウドでシェアするアイデアですね。あれは斬新なアイデアだなと感じましたので、以降毎晩頭の中で実装ポイントを模索させて頂きましたし、今思うととても有意義な時間でした。ありがとうございます。
開発者 佐野泰弘
開発者 佐野泰弘
参議院議員
参議院議員
ファストワークスさんには短期間のうちに素晴らしいご提案を頂き本当に感謝しております。我々参議院議員事務所が特に得意とするのは、県下全ての団体名簿や学校関係(幼保から大学・短大・専門学校に至るまで)の名簿のリアルタイムな精度です。県下が全対象ですから対象数としては4000件を超えますので、専任のスタッフを配置して日々情報を更新しており、結果的にリアルタイムに団体の会長名や校長先生の名前を把握できております。また、春と秋に発表される県下全ての叙勲受章者の名簿も一晩で作成します。これはスピード自慢でも何でもなく、参議院議員の活動特性上、必須の作業なのです。
前職に衆議院議員秘書をしておりましたので何となく想像しておりました。参議院議員事務所はマクロ的な名簿管理に強いと。それこそが参議院議員事務所の強み。他方、県議さんとwinwinの関係を成立させる為には、逆に参議院議員事務所の弱みを補う事がポイントになると思います。
開発者 佐野泰弘
開発者 佐野泰弘
参議院議員
参議院議員
その通りです。持続性のあるパートナー関係になるには、お互いの強みと弱みが相互にフィットしなければなりませんし、同じ組織で同志として活動しているのに、それぞれが同じ事をしてるというのは、ある意味無駄だと思うのです。
プログラムやシステム開発の現場でいう所の「犬の道」です。本来なら行う必要がない大量の仕事を抱えて愚痴の渦におぼれて行く。先人がやった事を利用できる環境が必要だと思うのです。つまり組織内シェアです。政治の現場の「組織」とはふわふわしているので難しいケースが意外に多いのかもしれないですけどね。
開発者 佐野泰弘
開発者 佐野泰弘
参議院議員
参議院議員
その通りです。犬の道は辿りません。政治の現場もやっと変わりつつあるのかと期待しています。大切なのは、双方にとって限りあるリソースの上でwinwinの関係になる事がお互いにプラスになるのです。我々にとっての弱みというのは、今まで把握出来ていなかったのが町会名簿です。県下全ての町会名簿を把握する事は到底不可能でした。まさに地域に根付いたミクロ的な名簿です。我々はこれが欲しいのです。
県議事務所は必ずと言っていいほど最新の町会長名簿を持っています。
開発者 佐野泰弘
開発者 佐野泰弘
参議院議員
参議院議員
構想だけで早速賛同して頂いた県議さんも10人くらいいます。持ちつ持たれつで支え合いながら、互いの共有リソースを有効に活用していく事が大切だと思います。これもクラウドだから実現できた機能ですね。
そうですね。クラウドだからアクセス権限を元に対象名簿のみをメンバー間でシェアできる。多分、今までの選挙に対する固定概念や常識から考えると中々思い付かないかもしれませんが、一定の条件が噛み合えばお互いの強みを活かせる名簿管理になりますね。
開発者 佐野泰弘
開発者 佐野泰弘
参議院議員
参議院議員
選挙中、法定ハガキの支援は当然に行いますが、普段からの活動支援を全く出来ていなかったのが不思議です。私達は政党議員だからこそ、立場は違っても大切な同志です。その活動を支え合って行く事も重要です。ましてや今年はコロナ禍。ありとあらゆる会合が中止となる中、空いた時間で地道な政治活動を同志で享受するきっかけになればと思っております。
確かに新しい支え合いの形になりそうです。
開発者 佐野泰弘
開発者 佐野泰弘
参議院議員
参議院議員
お陰様でまさに名簿管理においてもwinwinの関係を構築できました。普段から県議団の先生方に支えられて活動が出来ておりますので、選挙に繋がる名簿管理という意味でお互いのメリットを享受する事が出来ました。引き続き、スマート名簿にはお世話になりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
こちらこそ、今後ともよろしくお願い申し上げます。
開発者 佐野泰弘
開発者 佐野泰弘